Quantcast
Channel: 千歳川のフライフィッシング日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2181

練習での大切な手順とBOHA距離

$
0
0
16:30 (大雪の後) 水深高

 結局昨日の練習中から降りだした雪は今朝までに35冂僂發辰討い拭そこで日も昇らぬ
うちからチンタラ除雪をしたり一服しては、先にドックランをやっつけたり、途中で用足し
に出たり結局管理棟の周りが終わったのが10時過ぎで、それから新星歩くスキー部隊の
『S』さんから今期初スノーラをお借りし練習場をやっつけたのが昼前頃であった。

 昨日の段階で八男山の標高は0.9M以下で雪も柔く八男ちゃんは見向きもしなかったが
結局倍ほどの標高になっていくのを見るにつけまだまだ柔い山に登ろうとトライする。
2度程身動き出来ずに情けない声で救助を要請することになったので結局午後から階段付けと
一部たたき堅めをすると頂上から歩く人、走る人手当たり次第にけんかを売っていた。

 それと今朝は宅急便が2度目の試作品を運んできた。(1度目は画像のみ)
正直P1に毛が生えたものとあまり期待はしていなかったが、設計したなかで大きな機能が
2つある内一つは完全に出来ており、予想だにしなかったアイデアも負荷されていた。現状でも
単一の機能としては既に実用が出来るレベルであるが新しいアイデアを付加したデッサンを
作成しもう一度試作したいと思っているが、プロト1から僅か2週間でこれができた事には
正直驚いている。

 さて今日の本題は昨日『タム兄ィ』にしつこく迫った練習の手順の話であるが先ずは最近の
管理人は2年程前に比べこれでもだいぶうるさく無くなって来ていると思っている。
したがってあまり反復練習はさせなくなっていると思うのだが、これはあまり難しい事を
言うと続かない人もでてきたからであると思う。(笑)

 また練習場では大概の場合いつも管理人の最新型でコーチングさせてもらっているので
そりゃー難しいと思う(笑)、さらには競技の振りと釣りの振りの違いは体重移動の量的な
ものだけと思っているので両者の違いはほとんど無い。

 昨年の10月から週一ペースでやって来るようになった『苫前』さんは当所スカジット
を教えてくれ!なんてやってきたのでいいよ-竿繋ぎな--'''といいつつ
デモリながらこんなのを先に覚えるとシングルスペイやらその他を以後やる気にならない
なんて言い、いきなりスィープの練習に入ったが、こんな事はこの練習場の標準である。

 ある意味逆上がりを希望する人に大車輪をいきなり教える事とも言えなくもないが
スペイの場合からだが覚えることが多すぎるため一度要素のつながりが出来ると中々それを
入れ替えるのが難しい等過去の経験から実践していることでもある。

 どちらにせよ本人の強い意欲がない限りまたその意欲を言い換えれば理想の飛型、理想の距離
そしてそれらの出現率の意識がない限り、中途半端になってしまうものである。
まあついでに書いておくが飛型が良くない限り遠くへ飛ぶ事は無いし飛ぶ時は飛型も
良いものである。ただグチャグチャのラインが風に押され飛型が整い入賞クラスのキャストに
なったのを一度だけ見たことはある。ただ管理人にとって競技は飛べば良いなどと
たまに聞くがグチャグチャで飛ぶことなど早々あるものでは無いと言っておく。

 さてさてやっと本題であるが練習のトッカカリにランニングラインをある程度出してから
練習に取りかかる人が多いのであるが、以前の管理人はそれを禁止していた。
これは大会前には逆に必要な事であるが、キャリアの浅い人等はこれで爆死するわけである。

 と言う事は練習でいきなりラインを引き出すとその爆死状態になり正直練習どころでは
ないし、そのうち良いのが出るかも知れないがそんなキャストは大会では出ないものである。

 ならばどうすれば良いか?! 競技用のラインならHEADの境目を手元くらいに置きスィープ
よりもループに主眼を置いてキャストしてみる。この場合競技用のロッドで相当軽いラインを
振っていることになるのでどちらかと言うとシューティング系のキャストの方が綺麗な
ループが出るしロングストロークだと振りもセーブしなくては行けないので、ウルトラ
ワイドになるがラインが真っ直ぐ着水すれば良し、ラインが短くてアンカーが着水しなければ
着水させ兎に角自分が達人になったつもりでゆったり振れば良い。


 これを一出し60儖未膿回続けHEADがロッドの中間ほどになったらランニングを5m程
引き出し、スィープは真剣にフォワードは兆ゆっくり、スィープの反動に合わせる程度で
キャストしたらラインをリリースする。この時ドラッグもユルユルにして例のジツ!
の音を楽しむ、良い状態でHEADがティップから出たら同じく甘々のフォワードでタンオーバー
した上でReelがなったら一出しを繰り返していく。

 ランニングが10m程出ていて調子良く飛んでいるなら、管理人のシステムの場合10+28+4.5≒40
は飛んでいるはずである。この数字は2本投げると大会では決してビリにはならない記録となる。
また再三だがこの時のフォワードはあくまでもユルユルであることである。さらにはジッ
と言わない時には絶対ラインを出してはダメである。

 これを延々繰り返すとかのダウニー先生でもジッ!は次第に鳴らなくなる、鳴らなくなったらもう一度少しリールに巻き込んで試して見る。そして本格的にならなくなったところが、
とりあえず、本日のその場所、その風のBOHA距離(オナラをしながらでも投げられる距離)
である。

 昨日の『タム兄ィ』はこのBOHA距離で45m程投げていたが、さて本番と自由走行すると
そのBOHA距離が危うくなる。して大会などではその危うい方が標準となってしまうのが
世の常である。したがってこのBOHA距離は大切にして欲しいところである。一方本気投げ
の方はある意味まぐれ投げとでも言うかBoha投げよりも当然飛ぶ時はある。
 がしかし大会は6本から8本しか投げられないのでBoha投げで平均点を出した上でギャンブル
した方がその後の落ち込みは軽減出来ると管理人も経験上解っている。

 本気投げがBOHA距離よりも飛ばないのはブレが増幅していると言うことに他ならない
のだが、どんな人もそのうち今の本気投げがBOHA距離になる時はやって来るはずである。
そうしてスキルが上がってくるのだが、そのレベルに応じていつもBOHA距離を意識した上で
本気投げに望むことが大切である。したがって日々の練習はBOHA距離VS本気投げ
言う事にもなる。

 ※シングルハンドのキャスティングにはフォールがつきものであると言うのは常識
  であるのは解っているが、この練習場では解くに請われない限りはフォールは
  教えていない。標準の練習では左手でラインを保持させず左手はポケットに手を突っ込んだり
  ベルトにかけたりしておこなっている。してフォールは個人練習である。
  
  オバーヘッド、シングルの競技では8:2と言われるほど重要なフォールだが、実釣レベル
  ではそれが逆になると管理人は思っている。この練習場のストロークを身につけると
  右のストロークのみで結構飛ぶようになり、その距離とフォールをした場合の距離は
  ベテランの場合でほとんど変わらないか少し飛び、ビギナーからミドルの場合は
  明らかに飛距離が落ちる。

  これはフォールを行うせいでロッドが回転運動を始め真っ直ぐ振るべき竿を結果
  曲線で振るためである。したがってこの練習場では右一本のストロークを鍛え
  自習にてフォールを学ぶため右一本VSフォールという具合に自分の中で
  戦うように言っている。フォールしかしていない人はBAHA距離VS本気もそうであるように
  自分の中に戦う相手がいないわけである。何でもそうであるがライバルがいないと
  うまくはならない。解くに自分の中のライバルはありがたいものである。

 ※最近はやらなくなったが、プロなので名前は出すが、物まねキャストを研究した
  管理人は毎日の様に、杉坂研氏投げ、戸澤氏投げ、クヌート投げ、根津氏投げ、そして
  その時取り組んでいる自分の投げ型と戦っていた。勝率はどんどん上がって来たが
  
  たまにやると根津氏投げ、及びクヌート投げには負けることが多い。(笑)
  そんなときなんでそれで大会を投げないの!?なんて言われる時もあるが
  それはやはりとしか言いようが無い。(笑)
 
 ※ラインをロッドに引き込んで投げたりすると、早い話別なシステムを振っているのと
  同じである。違うシステムなら違ったなりに難しい所が多い。こんなところでも
  対応力は育つのである。

 ※たとえばHeadを10センチだけガイドから入れるともの凄く楽になる事を過去に
  経験したが、ランニングの伸びや、ガイドとの接触面の増大など疑ってみたが
  未だに原因が解らない。現在は精神的なものと感嘆に片付けているが・・・・



歴代チャンピョン http://www.cisepo.com/ff/claorama.htm


参考成績
2011オラマ http://www.cisepo.com/ff/2011orama.pdf
2012オラマ決勝 http://www.cisepo.com/ff/2012oramafinal.pdf
2012オラマ予選 http://www.cisepo.com/ff/2012orama.pdf
2013オラマ予選 http://www.cisepo.com/ff/2013orama.pdf
2013オラマ決勝 http://www.cisepo.com/ff/2013orafi.pdf
2013LakeSwanの成績、写真、以下にまとめました。
http://www.cisepo.com/ff/2013lakeswan.pdf
2012LakeSwanの成績、写真、以下にまとめました。(とりあえずPDF)
http://www.cisepo.com/ff/2012lakeswan.pdf
2011LakeSwanの成績、写真、今後の展望など以下にまとめました。
http://www.cisepo.com/ff/1lakeswan.htm


新しいメルアドです csc@unclespey.com


千歳川で安価(短時間)ガイドをしています。札幌へ出張の折は是非ご利用下さい。
http://www17.ocn.ne.jp/~windy//ff/guide.htm


※ギリー募集中
CSCは千歳川を20位のビートに分けギリーを配置しています。
ギリーと言ってもゴミを拾うのと、キャッチアンドリリースを啓蒙するだけの
ある意味厳しい任務です。
ビートは下行のリンクで確認して下さい。あのポイントが好きとか言う
レベルで十分、どしどし手を挙げて欲しいと思っています。
各ビートのギリーの制限は設けないので重複は可能です。
http://www.cisepo.com/ff/giri.htm
ギリーキット(網袋と千歳市のゴミブクロ)配布中、管理に人に申し出て下さい。
※千歳市のゴミブクロは最寄りのゴミステーションに入れて下さい。


※過去の記事や技術資料
フォワード型の新分類表 http://www.cisepo.com/ff/shinnbunnrui.pdf
フォワード分類120203更新 http://www.cisepo.com/ff/touhou3.pdf
上記の表120203更新 http://www.cisepo.com/ff/kata.pdf


※練習場のルールと基本的な考え方
.薀ぅ鵑上陸し痛むのを防ぐために、少なくても入水して、リトリーブした
 ラインは水面か、金網の上に置き,角度に注意してキャストしてください。
 したがって最低長靴は必要になります。(自分のラインだけ振る人は必要ない)
▲董璽廚巻いてあってもフェルールの抜けを時々確認してください。
どうしてもティペットの切れ端など細かいゴミを出してしまうのでその分
 他のゴミを一個拾う。それではプラスマイナスゼロなのでもう一つ拾う。
 (そんな人が釣り師の半分になれば川からゴミが無くなります。)
だ藝仞郛緡域にも50オバーなら相当数います。急な流れで大物を釣るには
 最低3Xが必要になります。小さいのを釣る気で細いティペットを付けても
 万が一想定外の大物が来た場合、その大物はフックとティペットを付けて
 生活しなければなりません。当練習場ではその川の大物サイズにティペットを
 合わせるよう勧めています。
ゴ靄榲な考え方 http://www.cisepo.com/ff/kihon.htm


※来場者名簿(2014/1/4更新) http://www.cisepo.com/ff/meibo.htm


※管理人の動画 http://www.youtube.com/watch?v=xbFHdQL7Z2A&feature=plcp



Viewing all articles
Browse latest Browse all 2181

Trending Articles