ストレッチとプレキャストの罠

　不凍湖の南限と言われる支笏湖も明治頃の冬期間、湖の上をソリが走っていたそうである。
それでも何十年か置きに全面結氷するのだが、最近では20年近く前とその数年前には
岸から30ｍ程凍ったのを目撃している。

　その岸から30程凍った時のことである。管理人は当時の愛犬レオ（バセットと間違われるビーグル）と湖畔に行ったのであるが、そのレオが平気で氷に乗り水との境目付近まで行ったりする。
元々呼びの効かない犬であったが透明で底がはっきり見える氷に、岸から５ｍも行くと玉は
ブラックホールの様に圧縮され今にも割れそうになり、その辺で怒鳴るのが関の山だった
事を思い出すが、少しだけ綺麗だったという記憶もある。

　ところで我々の主催するlakeSwanが開催される湖は私有地であるだけに地主さんの許可を
得れば色んな事が出来るのだが、たとえばレガッタやカヌーの練習、自衛隊の渡河訓練
冬場は氷上レースやタイヤの性能試験などである。氷上レースでは車が落ちたと聞いたこと
もあるが普通は落ちないはずである。ただ管理人は小学校の４年６年と氷の割れた池に
落ちたことがあるので、湖の氷も、ワカサギ釣りも、流氷にも上がることも御免被りたい。

　さて今日は一昨日に引き続いて『4.5回の男』嶋さんがやってきて４時間程練習して行った。
スキル的には最近高度なことをやっているので逆に少し下がった感もあるが、脱皮する
苦しみと考えがんばって欲しいと思っている。ただ今日はロールやらスガジットで
ラインの状態を見て打つ事を自覚出来たのは何よりの収穫であったと思う。

　さてさてこの練習場は結構流速が有り伸ばしたラインは放っておけば伸びるような気もすると
思うし伸びると言えば伸びるのだがそれは打てる段階まで伸びていると言えば
全く違うと言わざるを得ない。したがって自力できちんとしたストレッチが要求されるので
あるが、たとえばここで100％のストレッチをしてもロンベリの場合10秒も放って置いたら
失敗する確率は増えるのである。（流れで不規則に沈められるので）

　この件はラインが短くなればなるほど軽減するが、逆を言うと長くなればなるほど
難しくなるのは当然である。したがって９ｍHEADでは過不足なくできても12ｍなら
できない等の現象も出てきたり、シンクレートによっても色々変わってくるところである。

　日頃から小は大を兼ねないと言ってはばからない管理人であるが大は小を兼ねるので練習は出来る限り高番手、で長いラインを使いそれで過不足なくストレッチが出来れば
それ以下のスペックはある意味練習不要である。（常識的な釣りのシステムの場合）
　たとえば18feetの竿で100feetのフローティングラインを過不足無くストレッチ出来れば
おそらくタイプ８＃のティップが付いた12メートルHEADなど意に介さなくなるはずである。

　まあその辺はさておきストレッチ（ライン伸ばし）にはひょっとするとロンベリのスィープより
難しい面があると思うが、先ずはフォワードのストロークは体の後方から大きなアークで
打つのが基本だと思う。（ここの説明は省略するが基本以下リンクの右の打ち方である）
http://blogs.yahoo.co.jp/moonlight1955/67673494.html
　ある程度伸びプレキャスト（打つ前のキャスト？）状態になればどんな打ち方でもかまわないが
伸ばすためにやっているので打ち過ぎは厳禁である。

　次はやっかいで無理矢理ひっぱたりするとラインは身体の方にパインと飛んで来るので
利用出来そうなライン量を計算しとりあえずそれでバックループを作成し出来るだけ
丸く打つ！（説明できない・　是非練習場へどうぞ・・・）

　それと今日嶋さんが何となく解ったバックループの打ち時の話である。
ここでこの伸ばしに関してどういった違いがあるか正確には分からないがストレッチと
プレキャストという言葉がある以後の話はラインがこじれたり沈んだ利した時がストレッチ
ある程度伸びてフライも浮いている時ほとんど普通にスィープ出来る時のことをプレキャスト
と呼ぶことにする。と言う事はプレキャストはエアーボーン（普通のスィープ）でストレッチは
ロ－ルやスカジットと同じウォーターボーンなのである。
参照　

失敗するケースがほとんどなのである。ストレッチは一発で一気に行くのは管理人も難しい時が
ある。ただ最低３回では完璧に伸ばそうといつも心がけているし神経を使うという面では
その３回とも全て、本気打ちと同じ神経（視神経）を使うのである。

　したがってストレッチが難しいのもある意味ボーンヘッド、注意力散漫、侮りなどの
ケアー的問題が多いのである。キャスティングはロッドを後ろに引いて、前に振るものである。
これは全ての引く、振るで気を抜けば失敗するのである。

　※ストレッチがうまく行かない時はラインをHEADより入れ込み楽な長さにして打てば
　　不思議なくらい簡単になる、何度も打って頭と体を疲れさせたりするよりもずっと
　　合理的で早いしウィンドウノットを作る回数も激減するものである。

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歴代チャンピョン http://www.cisepo.com/ff/claorama.htm

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参考成績
2011オラマ http://www.cisepo.com/ff/2011orama.pdf
2012オラマ決勝 http://www.cisepo.com/ff/2012oramafinal.pdf
2012オラマ予選 http://www.cisepo.com/ff/2012orama.pdf
2013オラマ予選 http://www.cisepo.com/ff/2013orama.pdf
2013オラマ決勝 http://www.cisepo.com/ff/2013orafi.pdf
2013LakeSwanの成績、写真、以下にまとめました。
http://www.cisepo.com/ff/2013lakeswan.pdf
2012LakeSwanの成績、写真、以下にまとめました。(とりあえずPDF）
http://www.cisepo.com/ff/2012lakeswan.pdf
2011LakeSwanの成績、写真、今後の展望など以下にまとめました。
http://www.cisepo.com/ff/1lakeswan.htm

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新しいメルアドです　csc@unclespey.com

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千歳川で安価（短時間）ガイドをしています。札幌へ出張の折は是非ご利用下さい。
http://www17.ocn.ne.jp/~windy//ff/guide.htm

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※ギリー募集中
CSCは千歳川を２０位のビートに分けギリーを配置しています。
ギリーと言ってもゴミを拾うのと、キャッチアンドリリースを啓蒙するだけの
ある意味厳しい任務です。
ビートは下行のリンクで確認して下さい。あのポイントが好きとか言う
レベルで十分、どしどし手を挙げて欲しいと思っています。
各ビートのギリーの制限は設けないので重複は可能です。
http://www.cisepo.com/ff/giri.htm
ギリーキット（網袋と千歳市のゴミブクロ）配布中、管理に人に申し出て下さい。
※千歳市のゴミブクロは最寄りのゴミステーションに入れて下さい。

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※過去の記事や技術資料
フォワード型の新分類表 http://www.cisepo.com/ff/shinnbunnrui.pdf
フォワード分類120203更新 http://www.cisepo.com/ff/touhou3.pdf
上記の表120203更新 http://www.cisepo.com/ff/kata.pdf

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※練習場のルールと基本的な考え方
．薀ぅ鵑上陸し痛むのを防ぐために、少なくても入水して、リトリーブした
　ラインは水面か、金網の上に置き,角度に注意してキャストしてください。
　したがって最低長靴は必要になります。（自分のラインだけ振る人は必要ない）
▲董璽廚巻いてあってもフェルールの抜けを時々確認してください。
どうしてもティペットの切れ端など細かいゴミを出してしまうのでその分
　他のゴミを一個拾う。それではプラスマイナスゼロなのでもう一つ拾う。
　（そんな人が釣り師の半分になれば川からゴミが無くなります。）
だ藝仞郛緡域にも50オバーなら相当数います。急な流れで大物を釣るには
　最低３Xが必要になります。小さいのを釣る気で細いティペットを付けても
　万が一想定外の大物が来た場合、その大物はフックとティペットを付けて
　生活しなければなりません。当練習場ではその川の大物サイズにティペットを
　合わせるよう勧めています。
ゴ靄榲な考え方 http://www.cisepo.com/ff/kihon.htm

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※来場者名簿（2014/1/4更新） http://www.cisepo.com/ff/meibo.htm

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※管理人の動画 http://www.youtube.com/watch?v=xbFHdQL7Z2A&feature=plcp

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