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Channel: 千歳川のフライフィッシング日記
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※大切な要素は癖にするしかない。

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18:00  水深低

 一部の人には話したことがあるが、10年以上前の管理人の晦日か大晦日の行事と言えば
昔某国の名前の付いた銭湯へ行くことであった。そこで一年の垢を落としてもらいお正月を
向かえた訳であるが近年の管理人は夏も冬も振りっぱなしで季節感に乏しいな!なんて
思っている。

 お正月などは放っておいても来るものだし新しい年の表記など覚えるのも案外面倒臭い。
ただ来年から翌年にかけては若干事情が違い、管理人の同級生で早い人は4月も10日を過ぎると
順次還暦を迎える年になる。
 こんな時九九を覚えるのは大変だったが年を取ると早生まれは特だなーなんて思うときも
ある。

 管理人は自分で設計した家に住むのはこの管理棟で3軒目であるが、この管理棟には
ついに和室がなくなって閉まった。実は客間など作る余裕が無かったためであるが、お正月
が来る度にたとえ1枚でもタタミが欲しかったなーなんて思う。

 地方によっても違うだろうが実家にいる時のお正月は郷里式で、食べる(飲む)順番も
決まった儀式的なものであった。詳細は省くが特徴的だと思うのが梅干し入りのお茶を
飲むことで、これは元寇にちなんだ事だと聞いた事がある。元寇と言えば北条氏、北条氏といえば
平家、平家と言えば管理人の祖母方がその流れをくむ。祖父方は源氏系であるが
祖父の幼い時に親兄弟がブラジルに移住したため、祖父の結婚後祖母方の風習が入り込んだため
と思われる。

 まあ今日はお堅いことから始まった?のでついでにウンチクをのべておくが、庶民がタタミを
使用しだしたのは江戸時代以降のことでそれまでは板の間が標準!ごく一部に畳を敷き、それの
断熱性がすぐれているために家長の寝場所となり、その名残が床の間となったと以前
聞いた。また昔は運動会で大活躍したゴザは漢字で書けば御座で途端に高貴の臭いが
してくるが、御座を敷き詰めた部屋を御座敷き、御を取って座敷となったとも聞いた。

 まあ管理棟の一階は石であるのでまあ言わば土間!建材史的に言うなら最も古い仕上と
言う事になる。

 さて今日もちんたらと片付けをしながら横目で海女ちゃんスペシャルを見ていた。
また一部メンバーが支笏湖に行っているのはFBで掌握済みだったので昼前に一度チェックに
出かけると道東へ修行に行ってきた『PMD』さんがまず来ていた。

  その後実釣組から『タム兄ィ』、『骨折』さん、『兄貴』がやってきて順番に投げッ子
それぞれの振り納めをしていった。

 まあ特記と言えばまた『タム兄ィ』が登場するが来年には恐ろしいキャスターに
変身する可能性はある。出来るだけ振る回数を増やして欲しいと願わんばかりである。

 さてさて今日ほとんどの人が取り組んだのがダウニー先生型のスィープである。これを
誠に簡単に書けば、斜めリフト+水平回転の二拍子で練習場ではガーグルン
と言っている。この一番単純な2拍子の意識だけでも時にはというか低確率だが良いスィープ
が来ることがある。この後良いロンチと、良いフォワードに恵まれ、そして風もよければ
きちんとした競技用のシステムの場合47、8m位は飛んでしまうと思う。

 これが平均飛距離の2割増しくらいなら幻のキャストとなり以降追い求めることに
なるが、この時の印象は案外フォワードの事しか残らないものである。

 実はこれが悲劇の始まりで良いフォワード(フィニッシュ)は良い構え(ロンチ)のみから
生まれ、良いロンチは良いスィープからしか生まれないのである。ならば普通はスィープから
きちんと積み上げる等と管理人なども言うが、実は管理人の場合は良い形のフィニッシュ
をするにはそれにふさわしいロンチ型が必要でそれにふさわしいスィープが必要だと
型ちにこだわった考え方をする場合も多い。これは明確なお手本があるためで全ての
動作をコピーできればそれにこしたことはないがそれは無理なのでフィニッシュ、ロンチ、スィープで2回位のストップモーションで考えているためである。

 ※ロンチの形とフニッシュの形が似ていれば途中もいくらか似ているはずだと考えている。

 ただスィープで2枚、ロンチで一枚、フィニッシュで1枚の合計4枚の写真より、たとえば
倍、3倍と増えていけば行くほど良くなるのは間違いない。そしてこの4枚の部分を大要素
(第1階層)とした場合、その各階層には中要素があり、さらにその中に小要素もある。

 この辺の所も図で整理したいところだが今日はとりあえずスィープ部分のガーグルンのみ
説明しておくがガーはただ吊り上げるので無く両肘を折りたたむ動作+体重は幾分前に出ると
言う事、ティップの高さは10時まで、グルンは多く左手右手の高低差は小さく、右肘は固定で
左手を押し出す動作、動作のトッカカリは左膝を落とす事で、背骨は真っ直ぐであること等々
とても覚えきれるものではない。したがってその辺の要素は自然に出来るというか、ほとんど
クセになるまで練習の必要がある。そしてどうしてもその日出来ない要素を早めに
察知してせいぜい一つか二つ意識しておこなうのが大切である。

 まあ皆は管理人の様に豊富な時間があるわけでないので癖にするにはなかなか大変で
あると思う。ただ管理人が練習場でうるさく言っているのがストレッチも本番と同じ要素で
である。これはワンキャストするのにプレやらストレッチを2ないし3はする、そしてこの回数は
ビギナーになればなるほど多くなる。たとえば本番1に対しストレッチ4であるなら、申し訳ないが普通の練習量の人は大切な所が癖になることはないと管理人は思う。一投入魂とは
ストレッチも含めてと思って欲しい今日この頃である。

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