18:00 晴 水深高
次第に明るくなってくる空は、もうすっかり葉を落とした稜線の林を透かしても
青く見えていた。さぞ寒いだろうな、等と思いながらも八男の朝ションに出かけるも
日差しは意外に強く寒さは感じなかった。
青く見えていた。さぞ寒いだろうな、等と思いながらも八男の朝ションに出かけるも
日差しは意外に強く寒さは感じなかった。
その後散らかるに任せた男の部屋を少し片付けていたら、『兄貴一族』が置いていった
穴あきのバケツを発見した。 ならば焚き火じゃん!なんて言いながら薪ストーブでは
焚くことのできない塗料付きの木片を集め、穴あきバケツの中で焚き始めた。
穴あきのバケツを発見した。 ならば焚き火じゃん!なんて言いながら薪ストーブでは
焚くことのできない塗料付きの木片を集め、穴あきバケツの中で焚き始めた。
日差しもあったが臭いが付くこと以外は言う事無し、コヒーと本を取りに行き
そのまま読書体勢へと入った。
そのまま読書体勢へと入った。
昼前だったか4番目のスペイマンである『タム兄ィ』が実に2ヶ月とちょっとぶりに
やってきた。久々に振るマイロッドは少し乱れていたが、直ぐに取り戻し、最近うるさく
言っている事を体験してもらう。その後ウィスパーを振ってもらうが、相変わらずストレッチが
苦手で、たまに綺麗に伸びたときはリクエストしたスィープに近いものが出る。
と言う事はストレッチがうまく出来れば直ぐにうまくなると言うことであるので、
以後まじめにストレッチへ取り込んでもらおうと思っている。
やってきた。久々に振るマイロッドは少し乱れていたが、直ぐに取り戻し、最近うるさく
言っている事を体験してもらう。その後ウィスパーを振ってもらうが、相変わらずストレッチが
苦手で、たまに綺麗に伸びたときはリクエストしたスィープに近いものが出る。
と言う事はストレッチがうまく出来れば直ぐにうまくなると言うことであるので、
以後まじめにストレッチへ取り込んでもらおうと思っている。
さてストレッチが苦手な人は案外多いと思うが、この練習場で、この水量、割と痛んできた
ジエットストリーム27m、ストレッチ地点にあるラインを沈める反流と正直この練習場の
ストレッチもスィープも難しいと管理人は思っているのだが、逆を言えばこの練習場で
ストレッチ、スィープが出来ればフローティングのロンベリは元より、通常の長さの
シューティングタイプ3位までなら簡単にできるはずだとも管理人は思ってる。
ジエットストリーム27m、ストレッチ地点にあるラインを沈める反流と正直この練習場の
ストレッチもスィープも難しいと管理人は思っているのだが、逆を言えばこの練習場で
ストレッチ、スィープが出来ればフローティングのロンベリは元より、通常の長さの
シューティングタイプ3位までなら簡単にできるはずだとも管理人は思ってる。
ここで整理しておくが、前方にラインを伸ばす動作の名称として、ロールと言う人も
管理人のようにストレッチと言う人も、フォルスキャストと言う人もいる。
管理人のようにストレッチと言う人も、フォルスキャストと言う人もいる。
※最近の記事に管理人の考えるロールキャストとはバックループが動いていない(デッドライン)
状態で打つものと考えており、その意味でのロールはロンベリのストレッチには使えない。
状態で打つものと考えており、その意味でのロールはロンベリのストレッチには使えない。
そして多くの人がただ伸びれば良いとキャストのようなロールのような動作を
繰り返しへとへとになるのだが、これは上記のロール、ストレッチ、フォルスキャスト、
フォルスが偽のキャストならツルーキャスト(本気打ち)がごちゃごちゃになっているから
うまく行かないのである。
繰り返しへとへとになるのだが、これは上記のロール、ストレッチ、フォルスキャスト、
フォルスが偽のキャストならツルーキャスト(本気打ち)がごちゃごちゃになっているから
うまく行かないのである。
さーそこでまた定義が必要になるのだが、1ストレッチは沈んだラインや足下のライン
伸ばすキャスト。
※この場合バックで使用出来るライン量はスラックやら沈んだ分で通常より少なくなるので
別のキャストと考えるべきである。
※スネークロールをストレッチキャストとしている人も多いが、実釣のトラブルのことを
考えるときちんとしたストレッチは身につけた方が良い。
伸ばすキャスト。
※この場合バックで使用出来るライン量はスラックやら沈んだ分で通常より少なくなるので
別のキャストと考えるべきである。
※スネークロールをストレッチキャストとしている人も多いが、実釣のトラブルのことを
考えるときちんとしたストレッチは身につけた方が良い。
そして上記のストレッチは実釣レベルでは本気打ちにそのままいけるが、競技の場合は
少し伸ばしが足りないので完全に伸ばしきる仮称 2フルストレッチキャストが必要になる。
少し伸ばしが足りないので完全に伸ばしきる仮称 2フルストレッチキャストが必要になる。
さらに3フォルスキャストは指を放ささないだけの本気打ち。
さらに4本気打ちとなる。
さらに4本気打ちとなる。
整理すると以下になり3と4は同じキャストであるが、管理人の場合1は1時の構えから
身体を突っ込ませず加速しながら水面まで真円を描くロールのようなキャストを推奨している。
身体を突っ込ませず加速しながら水面まで真円を描くロールのようなキャストを推奨している。
また2のフルストレッチはダウニー先生を習いポジティブストップを用いている。
1ストレッチ
2フルストレッチ
3フォルスキャスト
4本気打ち(キャスト)
1ストレッチ
2フルストレッチ
3フォルスキャスト
4本気打ち(キャスト)
※多くの人は2と3もしくは1.2.3の区別はなく、4のみが違うキャストで打っている
人が多いしそちらがある意味標準であるかもしれない。ただしある程度解ってくるまで、此処は明確に区別した方が上達は早いと管理人は思っている。
さてある人が練習していたとする。なんとかソコソコのストレッチができて、渾身の
フォルスキャストが出たとする。さてもう一丁!とスィープするも敢えなく失敗、
前方で中途半端になったラインは中々伸びてくれず、はぁはぁゼイゼイ!
そして何とか伸び・・・・・・これがエンドレスでストレッチ地獄と言う事になる。
フォルスキャストが出たとする。さてもう一丁!とスィープするも敢えなく失敗、
前方で中途半端になったラインは中々伸びてくれず、はぁはぁゼイゼイ!
そして何とか伸び・・・・・・これがエンドレスでストレッチ地獄と言う事になる。
上記の場合色んな要素があろうかと思うが、先ず前文のフルストレッチの概念は無く
ギリギリラインは伸びていたがソコソコできたフォルスキャストでスラックが出来てしまい
実際はフルストレッチが必要だったのかも知れない。
ギリギリラインは伸びていたがソコソコできたフォルスキャストでスラックが出来てしまい
実際はフルストレッチが必要だったのかも知れない。
管理人は中級者も含めてスィープの失敗の原因の数割はこのフルストレッチが出来ているか
と言う所に掛かっていると思っている、つまり最も大切なスィープ以前の問題でもある。
と言う所に掛かっていると思っている、つまり最も大切なスィープ以前の問題でもある。
この練習場からも何人も巣立っていったが管理人も含め皆このストレッチ地獄から
抜け出した人達である。なかなかこの部分だけと言う練習は厳しいが45mの壁の前に
脱出しなければいけないところであるのでがんばって乗り越えて欲しいと思う。
抜け出した人達である。なかなかこの部分だけと言う練習は厳しいが45mの壁の前に
脱出しなければいけないところであるのでがんばって乗り越えて欲しいと思う。