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Channel: 千歳川のフライフィッシング日記
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懐かしい音響く。

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19:30 晴 水深中

 その昔、誰かが練習場にいるな!と、歩いて行けば一瞬見えるラインとビュシャーみたいな
風切り音が聞こえ、極少ない希な音には投擲者が誰であるか解る事も多かった。

 そんな音を発せられたのは過去3名、残念ながら自分の音はその状況では聞いたことが
ないので何とも言えないが、兎に角少ない大音量の持ち主はいた。

 所が大きい音が飛ぶのかと言えば、最初の頃はそう思っていたものの、竿がぶれている場合も
ロッドスピードが上がればデカイ音がするもので、けっして大きい音イコール、飛ぶ音では
ないことも知った。

 飛ぶ音は表現が難しいがシャープで加速感のある音さらに言えば、近くに居なければ聞こえない
竿振り音とは別のラインが風を切る音というのもある。

 過去3名の内、一名はブレ音タイプの人であったが、まあ実にもの凄い音がしたものだが
そのブレを克服する前に情熱を無くしてしまったのは誠に残念であった。

 今日の日中のことである。管理棟の窓から見覚えのある車が見えたので、おっとり刀で出かけると
その懐かしい音が聞こえてきた。投擲者は『國』さんである。思わず昔の様に本人に見えないよう
駐車場の林越に数投を見たが、なるほど音の持ち主にふさわしいキャストもしていた。

 なにより此所をアーすれば、こうなるみたいのが解って来ているので、一投毎に変更を
加えることも出来る。これは上級者になるためのもっとも必要な所。

 管理人語録で言えば『スペイは目でする』=飛型の状態を客観的に分析し悪点を次投で修正する。
『2度続けて同じ間違いをしない』=上記と同じ意味、逆に言えば『性懲りも無く同じ間違いを繰り返す』であり。
そんな人達は、『治すべき所が理解出来ていないし、同時に手法も知らない』。
=意味の無い練習=悪点の固定化とか酷いことになってくるものである。


 

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