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ビッグエレメント

18:30 曇 水深中

 結果夕方管理棟に『S』さんが遊びに来ただけで誰も来なかった練習場であるが、
管理人は出たり入ったりと振りまくり、超久々にビックエレメント(大きな要素)
と出会えることになった。

 かつては毎週のようにこれでOKみたいなエレメントを発見しては一喜し、
それが慣れてくると多少は身になるものの(標準化するのか)極小さなパーツと化し
また見つけてはこの6年間同じ繰り返しを続けて来た。

 それでもスキルは上がって来たので消化したと言った方が良い感じであるが近年はこんな事
年に1回あるかないかになっていた。

 去年はシーズンオフになって遅ればせながら体重移動に取り組み、併せてD先生型の
斜めリフトも導入し良くはなっていた所だが、最近報告したとおり18feetの
パフォーマンスは極端に落ちていた。結果的に原因はスィープ時のパワー不足であったのだが
今日の発見はそんなときにも補えるものであると思う。

 実はこの何日か18が不調だったのであれこれGRIPを買えて試していたし、こんな事は過去
幾度もあるがGRIP系というかにぎる力みたいな部分は加齢に影響するのか兎に角
その日の調子に影響することは解っていた。

 握りが甘くなれば不要な所も動きだし、スィープも大きくなり時間も掛かるようになる。
これらの不都合の多くはブレと直結するばかりではなく、スィープの早さを
そのまま打ち返すタイプの管理人にとっては死活問題となるわけである。

 話は戻るが、そのGRIPをいろいろいじっている時にもの凄く良いヤツが出ることがあるが
大概再現性はなく迷宮に入ってしまうのが常である。以前もガツンスィープと言った
アームストング型のスィープをする時は高見盛関のように腕を固めある程度効果はあるものの
肩も腰も回ってしまうのでシングルスペイにはあまり向かないと封印し、現在のダウニー型
に至った訳であるがリフト時に最初から右手首を固定しておけばフォワードまでそのままで
良い事に気がついた訳である。

 時間で言えば今までより2秒前に手首を固めただけであるがおそらく途中のブレが軽減する
ために腕による垂直のロードも同時に可能になったわけである。

 とりあえず安定と言う事には直結し嬉しい次第であるが実質的な距離はほんの気持ちだけ
である。したがって一発的なものではなく平均距離を上げるための要素であるが、
後こんなのが2から3個出てくれば一花咲かせそうな気もしている。

 ※ついでに無くて七癖に一つ追加しておくがスィープからフォワードまでの全動作中に
  右手GRIPをグパグパしている人は案外多い。もちろん今日の記事と関係あるのだが
  この癖がありかつ飛ぶ人はいわゆる一発屋である。
  もし安定を望むなら早急に直した方が良いと思う。

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