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Channel: 千歳川のフライフィッシング日記
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キャスティングの成功率

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18:30 晴時々曇/多少風 水深低

 昨日は長時間の失神で、就寝後珍しくジタバタしておりその分起き出すのは6時と
遅かった。して桂木へパトロールへでたりし練習場へモバイル管理棟を移動させたのは
10時位だったか、とたんに『米』さん、『タム兄ィ』さんなどがやってきて、
その後『Iwa』さん、もっと遅くに『兄貴夫妻』もやってきた。

 また練習することはなかったが『釣り吉じーさん』さんも上のストレートから
小ベントまでをたっぷり時間をかけて流していた。

 皆が引き上げたのが5時半頃、夕食の支度をして再度パトロールに出かけると
桂木堰堤少し上には『釣り吉じーさん』さんを総大将にルアーロッドを持った
『オペ』さん、仕事帰りの『おーいお茶』さんが和んでいた。


 さて今日は定期的に書くスペイとキャリアの話だが、ネットをワッチしていない
『Iwa』は引き合いに出しやすく過去数回登場しているが、その『Iwa』さんは
6年程前あのイアンゴードンを震え上がらせた御仁であった。

 その後年に10回程は練習に来ており、回数に換算すると50回から100回の間で
管理人の様に毎日練習したとするとキャリアは4ヶ月程度と言う事になる。
現在の『Iwa』さんは管理人の指摘に即反応でき良いループも多く出るように
なっている。正直よくぞここまで!という感想の方が大きいが、

 管理人はスペイというものは、このぐらいのキャリア(回数)を重ねなければ
ならないものだと今ではハッキリ認識している。

 ただし8#程度のシューティングシステムで飛型と確率を無視すれば、多くの人は
初めて振ったその日に30m程は達成出来るので、ある意味簡単と言う事も出来る。

 この30mと言う距離、全シングルハンダーの95%は実質的に飛ばない距離で有り
実釣に於いては十分過ぎる程の飛距離であるので1日の練習で飛ぶのなら
申し分無いと考える人も多いのでは無いかと思うが、管理人が一番大切に思っている
のが何回に1回30mを飛ぶのかである。(常識的な風の範囲で)

 この辺は主観によるところも多いが管理人は同クラスのロッドでは100%投げて
欲しいと考えているし、100%に近い確率を投げられる人は当然飛型も整って
いるのだ。

 Iwaさんが現在とほぼ同じ状態になったのが去年の夏、その時の回数は80回程として
おそらく初回の確率5%以下から100パーセントになるまで足かけ4年を費やして
いることになる。

 さらにこれが実釣となると、風、バックの状況、水流の強さ、ラインの種類
フライの重さと抵抗などで確率はどんどん下がっていくが、練習レベルで100%の
人と50%の人ではフライロス、実際に投げた回数では相当の開きが出てくる事は
言うまでも無い。

 したがってオバーヘッドも同じだがキャスティングとは簡単ではあるが
確率を上げるとなると難しく、練習とは確率を上げるためのものである。
したがって練習では一投入魂が必要であると管理人は思っている。

 ※ストレッチ(捨て打ち、フォルスキャスト)を繰り返し中々打たない(シュート)
(ラインをリリースしない)人を多く見受けるが、そのストレッチは一投入魂の
 練習にはならないと管理人は思う。一番良い練習はたとえ3mでも良いので
全てのスィープで打ち返すこと、100歩譲っても2回目に投げると決めたら
どんなに悪いスィープでも打ってしまうのが良いと思う。

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