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Channel: 千歳川のフライフィッシング日記
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気になっていないことは見えない!

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17:00 曇 水深中低 

 今日の空は重く、現在気温6度もありながら、なんとも寒い一日であった。
週末にTSRを振っていたせいか身体もだるく、結局今日も練習するどころではなく
午後から今まで失神していた等と言う体たらくであった。

 そこで今日は練習についてかねがね思っていたことや、その他のことを散文的に
にはなるが書いておこうと思っている。

動画のお手本を見つけ完全コピーすべし!(いつも言っているが)
 最近は誰しも動画を見てチェックし、色んな事を参考にしていると思うが、
あの人のこの部分(要素)とこの人のあの部分を取り入れて・・
なんて良いとこ取りをしていると結局は自分の頭でイメージしたキャストから
脱却出来なくなるような気がしてならない。(記録が伸びない・去年と同じ・進歩無)

 これはある程度振れるようになれば同じ動画を見ていてもどうしてもフォワード
重視になるからである。忘れていけないのは理想的なフォワードは、理想的なTOPの
構えが無くては打てないし、理想的な構えはその意図する構えを実現するスィープ
が必要なのは言うまでも無い。

 したがってある人のある部分を取り入れようとするときは、すくなくても、その部分
より以前の動作全てをトレースすれば、それの本当の意味は解らなくても、
少なくとも飛型だけは変化していき、ラッキーならば飛距離も伸びると思う。

 ※定期的に動画に撮りお手本と比較すれば一番解ると思うし、フォームが似ていれば
少なくても飛型は相当似ているはずだ。

ラインにキャストを合わせるのか、自分にラインを合わせるのか!

 たとえば今回発売されたバリバスのコンペラインなどもそうであるし、管理人の
ジェットストリーム(新品はランニング付のWFフルライン)もそうであるが
競技をする人は自分のキャスティングに合わせ幾分かの加工をして使用している。

 管理人なども特にバックテーパーの切断には気を遣い10センチ単位でカットし
調整するわけだが、果たして出来上がったラインが万人向けかと言うとそうでは無く
多くは現在の管理人(作成した瞬間の)がお立ち台を使用したコンペ用
ものであり、そのラインは決して日常の練習で向上を即すためのものであるかと
言えばそうでは無いかもしれない。

 管理人の場合どちらかと言うと失敗の少ないソコソコの状態てのが多く
ある人は一発を秘めたリーサルウェポンを使用する人もいるが、どちらにせよ
コンペ用と言うところである。

 この練習場ではある人がバッキングを出してキャスト出来るラインを振らせてもら
う場合、ヘッドを適時引き込んでキャストをしなければならないことを屈辱
と感じて居る人も多い。(笑)

 管理人なども先のジェットストリームのバックテーパーをカットするとき
ダウニー先生ならばこのあたりでも楽に降るというか、ひょっとするともっと
長くしなければいけない!なんて言うかもしれない等と思いながら、十分に
屈辱を味わっているわけだが、管理人が出しているアタリなど練習さえすれば
そのうち出来るようになるし、それこそがスキルアップと思うところもある。

 ※バリバスのAB双方については、切る必要が無いと思う程振りやすいが、まだ
  切ったものは投げていないので正確なところは解らない。

 ここのまとめとしてはいつも同じロッドに同じレシピのラインでは慣れが先行し
特にスィープに関してはスキルアップは望めないと管理人は考えている。

 しかしかく言う管理人も財力の関係で練習用のラインと大会用のラインとは
分けることはできない。こんな時はタラシを多く取ったりするといくらかでも
体験することができると思う。

 ※実釣用のラインは無加工で使用する事を勧めている。これはロッドとラインに
  キャストを合わせると言うことになり、まるで借りてきたシステムを振るのと
  同じであるが、ロッドの設計者とラインの設計者のキャパが合致する限り
  ある意味プロのチョイスである。それにあわせて振れるようになればスキルは
  上がるが、キャストに合わせて改造すれば進歩のないキャストになると思う。

気になっていないことは見えない!
 
 さて最期にタイトルの事であるが、ダウニー先生の動画など頭の中で再生できる程
見ているが、時間を置いてみるとまた新たな発見があるし、また後から発見する方が
重要だと思える気もする。

 注意して見ているつもりでも過去にそれが解らないのはタイトル通りの原因による。
つまり自分が見ようとしている事しか見えずに結局自分のキャストをダウニー先生
の中に見つけようとしているのかと疑いたくなるときもある程である。
この観る力は相当鍛えたつもりでも結局こちらもまだまだと言う事だろう。

 ※つい2~3日まえにSさんのCLAでのキャストを見ていた。管理人本人の感想は
  シューティング(直線)系であるなと言うところであったが、その時は
  成る程飛ぶであろうと言う部分を見つける事が出来た。
  最近練習場へ来ている人はきっと見つける事ができると思うのでもう10回程
  観て欲しい。そしてアンサーが解った人はタモリにやるようにそっと耳打ち
  して欲しいと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=YTOdAY2W0_I

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